胸部型心拍センサーは冬になると異常値が出る傾向がある。
ガーミン ハートレートセンサーHRM-Runも、Wahoo Fitness TICKR Xもそうだった。
昨日2019年2月10日にHumon HexアプリでWahoo Fitness TICKR Xを接続できたものの、ランニングしたらゆっくり走っているのに最初から最後まで異常値で終了。
ガーミン フォアアスリート® 935の光学式心拍センサーよりも30以上高い数値だった。
これでは使えない。
胸部型心拍センサー冬の異常値の一因は静電気?
で、1つピンときた。
アンダーウェアとトップスアタはアウターとの摩擦で静電気が発生して心拍センサーに影響する可能性がある。だからウェア─繊維─の組み合わせで静電気の発生をある程度抑制できるのでは?
昨日着たウェアで考察。
アンダーウェアはゼロフィット ドライウィーブ スリーブレスクルーネック。ナイロン50%、ポリプロピレン45%、ポリウレタン5%。
その上にPATAGONIA(パタゴニア)ALL WEATHER ZIP-NECK HOODY。ポリエステル88%、ポリウレタン12%。
多く使用されている素材で比較すると、ナイロンはプラス(+)、ポリエステルとポリウレタンはマイナス(−)で離れた位置にあるから低温下の摩擦で静電気が発生する可能性が大きい(参考「摩擦帯電 ウィキペディア」帯電列)。
そこでこれを機に家にあるアンダーウェアやウィンドブレーカーを確認。
モンベル EXライトウインドジャケットはナイロン。
ザ・ノースフェイス ドライアップタンクもナイロン。
ミレー ドライナミック メッシュNSクルーはポリプロピレン66%、ナイロン28%、ポリウレタン6%。
肝心のポラール ソフトストラップは、ポリアミド38%、ポリウレタン29%、エラスタン20%、ポリエステル13%、ステンレススチール。
ポリエステルベースのウェアでランニングしてみた結果
そこで今日はパタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・クルー(リサイクル・ポリエステル100%)+パタゴニア オールウェザー・ジップネック・フーディーでランニング。
肝心のHumon HexアプリでのWahoo Fitness TICKR X接続はやはり若干時間がかかる。
昨日2019年2月10日の記事でも書いたように、近所でランニングする場合は屋内でHumonアプリを起動してHumon HexとWahoo Fitness TICKR Xを接続してから外出すると良い。
今日はウォームアップ1km5分21秒、ビルドアップ3km4分49秒→4分28秒、リカバリー4分50秒、全力走1km4分23秒、リカバリー5分16秒の7km。
下図がHumonで表示されたWahoo Fitness TICKR Xによる心拍数の経過グラフ(筋酸素飽和度、ヘモグロビン濃度含む)。
最初は異常値なものの、その後はそれ相応の数値になっているように見える。
比較対象としてガーミン フォアアスリート® 935の光学式心拍センサーの経過グラフを挙げておく。
今日のHumon ScoreとEfort Level
今日のHumon Scoreは101と初めて100超え。100以上は非常に最適化されている、という意味らしい。Effort Levelは4点灯で最高にがんばった、という意味。
まとめ
胸部心拍センサーの冬によく出る異常値はウェア素材の組み合わせで抑制できるかも。