裸足ランニング・ベアフットランニングの実践記録

裸足ランニング

高尾山〜陣馬山裸足トレイルランニングで目標達成

高尾山〜陣馬山裸足トレイルランニングで目標達成

投稿日:2016年5月5日 更新日:

陣馬山往復達成した高尾山裸足トレイルランニング34回めを2016年5月3日火曜日に決行。

今回は3回めではなく高尾山裸足トレイルランニング4回めでした。過去3回は2016年4月1日、2015年10月7日、2015年3月26日。2016年5月7日追記

目標

稲荷山コース入口から高尾山、景信山を経て明王峠まで往復。体力があるようなら陣馬山まで。

服装・装備

トップス……パタゴニア メンズ・フォアランナー・スリーブレス Peppergrass Green ( PSS ) XS。バックパックにモンベル EXライトウインドジャケット Men's ホワイト Mサイズを入れた。

ボトムズ……ミレー ドライナミック メッシュ ボクサー  サイズS/M カラー ブラック。ユニクロ ポケッタブルショートパンツ+ グレー。

鳩尾……ガーミン ハートレートセンサーHRM-Run。

左手首……GARMIN(ガーミン) ForeAthlete® 920XTJ White / Red。

足……裸足。

目……ユニクロ MEN アイプロテクトエイトカーブ。

バックパック……SALOMON S-LAB ADV SKIN3 12SET(サロモン アドバンスド スキン3 12セット)。

給水……サロモン ソフトフラスク500ml×2本。

補給……豆乳200ml×1本。ビーフジャーキー数枚。くるみ30g。

その他。ハンカチ。タオル。エマージェンシーキット。ポケットティッシュ。トイレに流せるウェットティッシュ。ゴミ袋その他。

コース

高尾山の稲荷山コース→高尾山→明王峠(→体力が残っていれば陣馬山)往復。

往路 高尾山口駅→稲荷山コース経由高尾山→陣馬山

電車に揺られてLuna Sandals Leadville Pacer 6.5を履いて京王高尾山口駅へ。ゴールデンウィークで高尾山口駅が近づく駅毎に乗客が増えていく。

高尾山口駅到着。人、人、人。

Luna Sandals Leadville Pacer 6.5を脱ぎ、袋に入れてSALOMON S-LAB ADV SKIN3 12SET(サロモン アドバンスド スキン3 12セット)のハイドレーションポケットに入れて裸足になった。

水場でPolarソフトストラップの電極部分の表裏を水でよく濡らして鳩尾に装着。そしてPolarソフトストラップにガーミン ハートレートセンサーHRM-Runを装着。

稲荷山コース入口まで裸足で歩く。路面が暖かい。とにかく人、人、人。ケーブルカーの清滝駅も人でいっぱい。

稲荷山コース入口に着いてGARMIN ForeAthlete® 920XTJのデータ記録方法をスマートに変更してスタートボタンを押して出発。

稲荷山コースから登っていく登山者もかなり多くてほぼウォーキング。それでも道を譲ってくれる登山者あり、少し広めの道ありでランニングになったりウォーキングになったり。上に行くほど登山者も減ってきた。

稲荷山コースは小石があちこちに転がっている。足のアーチの当たりどころが悪いと痛かったり一瞬力が抜けてしまう。だから裸足トレイルランニングではロード以上に柔らかい着地を心がけるようになる。また、裸足トレイルランンイングするなら、少なくともある程度の距離の砂利道を普通に歩けるようになってからがよい。

それと地面に露出している木の根が縦横無尽にうねって張り巡らされているからぶつからないように歩いたり走ったりする注意深さが養われる。

とはいえどんなに注意深く歩いたり走っていても地面に露出した木の根にぶつける時はぶつける。今回は往路から右足をぶつけた。右足の第1趾を2回くらい。

その後しばらくなく、高尾山山頂手前の稲荷山コース上で出会った登山者と話している時に右足の第3〜5趾にかけて木の根を擦るようにぶつけて思わず「ワォッ」と声が出てしまった。往路で早くも致命的。そこから右足がぶつけた部位を中心に攣ることが多くなった。でも普通に歩く分には痛くなかったから、ある程度話をしてそのまま先に行った。

その後も何度か同じ部位を木の根にぶつけた。だんだん右足が攣るようになってきた。城山茶屋手前のまき道を移動してる時がいちばん右足が攣ったかも。この後、陣馬山山頂に到着するまで左足が攣る度に前進しながら踵を突き出して回復させた。

高尾山は段差が高い木製の階段が多い。登山者をゆっくり歩かせるためにそうしているのだろう。お年寄りにはかなりきついようだ。1段を2歩で上り下りするつもりがよいと思う。

稲荷山コースから高尾山山頂の大見晴台に出た。高尾山山頂で記念撮影と思ったがあまりに混雑していて断念。富士山も見えず。そのまま高尾山〜縦走コースへ突入。

木陰が多いし、時折吹く風が体に心地よい。

まき道がある場合、トレードオフになるけれどもまき道を利用する方がよい。

一般的なコースだと段差が高い木製の階段が多いので体力を消耗しやすい。また砂利が敷き詰められた階段もある。歩くにせよ走るにせよ、裸足では移動しづらい場面になる。

まき道の場合。マイナス面は狭い道幅や、木の根や切り株が連続して出てくる路面。プラス面は登山者が少ない、小石も少なく裸足でも走れる路面もある、高低差が少ないから、高い段差の階段を利用するよりよいだろう。

高尾山をすぎると粘土質の路面が多くなる。今回は固くなっていてよかった。冷んやりして足の裏が気持ちよい。自然のアイシング。

一丁平、小仏峠を過ぎて前回の景信山まで起伏や路面に合わせて歩いたり走ったり。

景信茶屋に着いたら大盛況。ゴールデンウィーク恐るべし。記念撮影。景信山から先は初挑戦。ワクワクしながら先へ。

実は以前の計画だと今回は明王峠までのはずだった。それで走り切れたら次は陣馬山往復という腹づもりだった。

それが変わったのが、どこかで陣馬山 数km(数字は忘れた)という標識を見て「陣馬山まで案外近いんだ」と思ってしまったから。脚もまだ動いたしさっさと行ってしまおうという気分になった。

ところがそこから先が長い。平坦な道でもなく、行ったこともないからかなり長く感じたのだろう。

1km以下になっても「いつ着くのかなぁ?」という感じ。

階段が見えてきてやっと「あ、着いたみたい」という実感が湧いてきた。淡々と階段を上って行ったら馬の像に会えた。

給水は左側ハーネスに挿したソフトフラスク500mlが余るくらい。涼しくて喉が渇かなかったから。補給なし。お腹が減らなかったから。

道中、挨拶を交わしたたくさんの単身、グループ、ご家族連れ、学校の?遠足等々の登山者、時折陣馬山から走ってきたシューズ・トレイルランナーが様々な応援をくださった。

「あ、裸足」、「裸足だ」、「(自分の子供に)見てみて、裸足だよ」、「(お子さんも大人も年代関わりなく)裸足で痛くないんですか?」、「すごい、裸足だ」……。

一番はあるお子さん。「この坂の上まで裸足で行くよ」と言い出してびっくりした。

また、先を行く登山者からは難しい場面での足取りを見取り稽古のような感じで盗ませていただいた。

この場を借りてありがとうございました。

距離13.74 km、カロリー1,326 C、平均心拍数162 bpm、最大心拍数178 bpm、トレーニング効果 3.5、時間2:43:29、移動時間2:16:27、経過時間2:43:31、平均ペース11:54 分/km、平均移動ペース9:56 分/km、最高ペース4:43 分/km、高度上昇1,087 m、高度下降438 m、最低高度196 m、最高高度851 m、平均ケイデンス 134 spm、最大ケイデンス256 spm、平均歩幅 0.66 m、平均上下動比 10.7 %、平均上下動 6.6 cm、平均GCTバランス 50.6% 左/49.4% 右、平均接地時間 400 ms、気温22.2度、曇り、体感22.2度、26 kph 南の風、湿度65%。

復路 陣馬山山頂で休憩

陣馬山山頂で記念撮影

陣馬山山頂で記念撮影

陣馬山山頂でGARMIN ForeAthlete® 920XTJを往路として止めて立ったまま休憩。

時折突風とやってくる砂塵が舞って、顔にまとわりつく。まずは記念撮影。

ここでも左足が何度か攣りそうになった。その度に立ったまま脚を伸ばして踵を突き出す。

左ハーネスに挿したソフトフラスクの残りの水を全部飲んで空にした。

木陰が多くて風もあったのでソフトフラスク500mlを1本で済んだのだろう。

歩きながら周囲の広大な風景を目に焼き付ける。茶屋もやっていた。

正確に覚えてないが10〜15分くらい立ったまま休憩。

陣場山まで裸足トレイルランニングできた達成感を抱えて復路へ。

復路 陣馬山→稲荷山コース経由高尾山口駅

GARMIN ForeAthlete® 920XTJをオンにして陣馬山山頂から来た道を引き返す。

早い段階から、ゴールデンウィーク中で往路で出会った登山者が多かったせいか、これから陣馬山に行く登山者も降りてきた登山者から「さっきも裸足の人に会った……ああ」、「さっきの人じゃない?」、「お疲れさまでした」、「もう行ってきたんですか? 速い」……という声が多かった。

さて、往路より脚が疲れてきている復路。往路より右足が攣りそうになる回数が増えてきた。右足より少ないがたまに左足も攣るようになった。お腹は空いてなかったが塩味豊かなビーフジャーキー3切れを食べて先を急ぐ。それからは左足が攣らなくなった。

給水は右ハーネスのソフトフラスク500mlから水を時折飲んだ。

疲労で往路より脚が上がらなくなってきてるから木の根に右足をぶつけること数回。

稲荷山コースのまき道に至る1本手前のまき道で2回も切り株に右足をぶつけたときは最高に痛かった。その度ごとに右足を見て腫れてきてないか確認し、右足を曲げ伸ばしして痛みを確認。腫れている様子もないし、アドレナリンが出ているのか、走っていて何かに当たらなければ痛くないから稲荷山コース入口へ急ぐ。

右足は柔らかい路面で1度だけ趾を巻き込んだだけ。足首を捻ったのも1回だけ。路面が柔らかいから変に捻っても影響なし。

復路では足のアーチもかなりへたってくる。小石を踏んだ拍子に足が攣る場合もある。だから往路より復路の方が慎重に歩いたり走ったりする注意力が養成される。

その分、登山者と話す時間が長くなっていろんな話が聞けて楽しい。

高尾山山頂経由ではなく、稲荷山コースのまき道に入って稲荷山コース入口をめざす。

足腰が疲れてきているけれども動けるからどんどん進む。

稲荷山コース入口に到着。歩きながらGARMIN ForeAthlete® 920XTJのストップボタンを押して終了。京王高尾山口駅へ向かった。

京王高尾山口駅の売店で買った牛乳で陣馬山裸足トレイルランニング往復達成を乾杯

京王高尾山口駅の売店で買った牛乳で陣馬山裸足トレイルランニング往復達成を乾杯

高尾山裸足トレイルランニング1回めが高尾山山頂、2回めが景信茶屋、そして今回。最終目標の陣馬山往復を達成して感無量。なんとか距離的には裸足で移動できるくらいの脚力ができたから次は技術的な課題、距離という良から技術という質の追求をしていく。木の根っこを避ける程度に足を上げて移動し続けることを養成していく。

足の裏はまったく傷一つない。足も腫れていない。京王高尾山口駅前にある水場で足を洗ったら右足第4趾の第1関節が赤黒くなっていた。手指で押さなければ痛みがないし、5月5日の今日に至るまでほぼ腫れていない。これが治ったら裸足ランニング再開。

陣馬山往復裸足トレイルランニング中の心拍数は、ほぼ自分の最大エアロビック心拍数134を超えていた。それでも往路より下りが多い復路の方が平均心拍数が少なかったようだ。

往復中の補給はお腹が空かず、脚も終わる様子もなかったからビーフジャーキー3切れだけだった。陣馬山山頂で豆乳を飲もうと思ったが忘れていて、下山後に牛乳を飲んだ後で豆乳を飲んだ。

ユニクロ MEN アイプロテクトエイトカーブは日陰が多くて暗い場面が多かったのであまり役に立たなかった。

稲荷山コース入口から陣馬山山頂までの往路は元気に生まれてから死んで天国に至る道、陣馬山山頂から稲荷山コース入口までの復路は生まれて生を得るまでの道をそれぞれのゴールで擬似的に体験してるんだと実感した。

VO2Max 48。

リカバリータイム45時間。

距離13.63 km、カロリー888 C、平均心拍数145 bpm、最大心拍数171 bpm、トレーニング効果 2.9、時間2:51:02、移動時間2:20:26、経過時間2:51:02、平均ペース12:32 分/km、平均移動ペース10:18 分/km、最高ペース6:00 分/km、高度上昇355 m、高度下降969 m、最低高度231 m、最高高度851 m、平均ケイデンス 139 spm、最大ケイデンス256 spm、平均歩幅 0.62 m、平均上下動 9.5 %、平均上下動 5.4 cm、平均GCTバランス 51.3% 左/48.8% 右、平均接地時間 383 ms、気温22.2度、晴れ、体感22.2度、32 kph 南の風、湿度65%。

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