第5回甲州フルーツマラソン当日がやってきた。 フルーツラインコース（ハーフマラソン）を裸足ランニング。 2014年10月19日（日）。快晴。走ったらすぐ熱くなりそうな気温。
本記事の一番下に第5回甲州フルーツマラソン フルーツラインコースを裸足で完走後の足の裏の写真を追加しました（2014年10月21日）。
初めての朝食後ランニングに挑戦
東京から遠いので前泊した。夕食前にぶどう2房。夕食は酢の物、トマト、唐揚げ、ご飯お茶碗1杯でお腹いっぱい。
大会当日の6時30分から朝食。ご飯お茶碗1.5杯、焼き塩鮭1尾、なめことネギの味噌汁1杯、白菜の漬け物、牛乳200ml1本。
いつもは普段のランニングでは朝食前、マラソン大会では牛乳2杯程度で走っているので、朝食後に走るのは初めて。体がどうなるのか実験。
第5回甲州フルーツマラソン装備
SALOMON（サロモン）のS-LAB ADVANCED SKIN 3 BELT SET、Hydrapak（ハイドラパック）のソフトフラスクSF500、寝中飴1個、iPhone 6 Plus + iSmoothRun Pro + プラントロニクス Voyager Legend。
ハイドラパックをSF500を選んだのは、底が固くてS-LAB ADVANCED SKIN 3 BELT SETのポケットに戻しやすそうだったから。
結果として、揺れにくく、走りながら給水した後にS-LAB ADVANCED SKIN 3 BELT SETのポケットへ戻しやすかった。
iPhone 6 Plus + iSmoothRun Pro + Plantronics（プラントロニクス）Voyager Legendは自己計測の定番。iPhone 6 Plus（iSmoothRun Pro）からのアナウンスを頼りに走っている。
スタート前
貴重品預かり所で封筒に貴重品を入れて預けた。
更衣室兼荷物置き場になっている体育館へ行く途中「おはようございます！」という掛け声の方向に顔を向けたら見知らぬ男性。聞けば、地元の公園で私が裸足で走っている姿をよく見かけるそう。こんな出会いもマラソン大会の醍醐味。
スタート地点。他のマラソン大会のように走力に合わせた順番ではなく、どこでも並んでいいので、気楽にトイレに行けた。
スタート後〜完走まで
スタート午前10時。気温上昇中。
概観。スタート直後から上り坂。パンフレットの高低図を見ると6.5kmくらいまで。その後、8kmまで下り坂……と全般的に交互に上りと下り坂が続く感じ。上り坂で小幅に走り、下り坂で脱力して重力に身を任せて自然な疾走。シューズランナーが下り坂でセーブしながら走っているからごぼう抜きできた。各給水所では確実に水を取って少し口に含んで飲んだ後、頭から水を掛けた。
牛奥トンネルは暗く、緩いが長い下り。自然疾走していい感じの着地点に確信が持てた。後ろで「裸足？」という声が響いてくる。その代わりどんどん加速して、長くて深い呼吸が難しくなってきた。
折り返し地点を過ぎて少し気持ち悪くなってきた。気分を変えようと熱中飴を舐めながら、SF500から水分補給をしながら走った。気持ち悪い中、急勾配の下り坂が出てきたので、加速しないように走るのに一苦労。
最後の数kmは脚後面が重くなって失速。根性で走ってゴール。iSmoothRun Proの記録を振り返ると速いペースになっているからよしとする。
iSmoothRun Proによる第5回甲州フルーツマラソン フルーツラインコースの5km毎のペース測定結果。
iSmoothRun Proによる第5回甲州フルーツマラソン裸足ランニングでの5km毎インターバル結果
下図に第5回甲州フルーツマラソンのフルーツラインコース（ハーフ）の結果。順位は男子50歳以上の部。平地のさいたまシティマラソン ハーフと同程度のタイム（ネット）だったので、実質実力が上がったと考えている。
第5回甲州フルーツマラソン結果（2014年10月19日）
ゴール後その1 ルナサンダル・ランナーの悩みに答える
ゼッケンに付いていた計測チップ返却。
水道で脹ら脛を冷やしていたら、ルナサンダル・ランナーがやってきた。「裸足でもサンダルでも走ると足の裏の皮が剥けてしまうんです」とのこと。足下を見ると第1趾と第2趾にテーピングしていた。
「裸足で足裏の皮が剥けるのは、地面と足裏が擦れる走り方をしているからです」と答えた。その後、「大丈夫でしょ？」と自分の足裏を見せたら「そうですね〜」と言っていた。
裸足ランニングでより長い距離を走ろうと思ったら、頭と体を使ってシューズでの走り方とは違う走り方を模索することに尽きる。
ゴール後その2 感動の出会い
水道で少しばかり脹ら脛を冷やした後、ゴールの給水所へ立ち寄った。そしたら若い男性ランナーが歩み寄ってきて「お疲れさまです」と声を掛けてくれた。何かなと思ったら裸足で走っているのを見てたらしい。握手して去って行った。その後も、別の見知らぬ男性ランナーが「お疲れさま」と言って去って行った。
第5回甲州フルールマラソン参加したらもらえた物その他
白ワインハーフボトル1本。
セブンイレブンのお弁当『おむすび＆いなりセット』。
私は並ばなかったが、並んだらぶどうがもらえてた。
ワインの無料提供や試飲があった。ワインを1杯いただいた。
第5回甲州フルーツマラソンに参加した感想
ワインのハーフボトルやお弁当がもらえたり、ぶどうやワインの無料提供してくれるので、コストパフォーマンスと満足度が高かった。
貴重品預かり所で、預ける時も返却時もスムーズな対応で気持ちよかった。
勝沼ぶどう郷駅までの送迎バスがある。乗ってないから無料か有料か不明。
裸足ランナーのための第5回甲州フルーツマラソン フルーツラインコースの感想
以下は私個人の感想。
第5回甲州フルーツマラソン フルーツラインコース（ハーフマラソン）の路面状態は？
第5回甲州フルーツマラソン フルーツラインコース（ハーフマラソン）の路面について。 舗装路。粗い路面が少なく、場所によっては柔らかいと感じた路面もあり、裸足でも走りやすかった。
第5回甲州フルーツマラソン フルーツラインコース（ハーフマラソン）のコースは？
スタート直後から「上る下る」がワンセットになって何度も出てくるきついコース。ジェットコースターを思わせる。平らな場所はほぼない。しかも急な勾配が多い。もしくは緩くても長い。特に下り坂でそう感じた。
連続した坂でのトレーニングと思えば少しは楽かも。
第5回甲州フルーツマラソン裸足完走での成果と課題
思いつくままに挙げる第5回甲州フルーツマラソン完走での成果と課題。
- 前泊して大会前日の夕食と大会当日の朝食を摂って走った。その結果、折り返し地点前後から少し気持ち悪くなりながら最後まで走った。走った後も珍しく空腹感がない。次回から少なめの食事を摂るか、朝食を摂らないで走る。
- 小幅に上りを走った。力を抜いて重力に則って下りを自然な疾走。反射でも筋肉が使われている。下りで速度が乗るほど速く股関節というか全身が動く。そしたら最後の数キロで脚裏（臀部の下から足首まで）が重くなった。来春のフルマラソン大会に向けて克服する課題の1つ。長い距離に慣らしていく。
- 最初から最後まで坂トレーニング。上り坂と下り坂の連続で、裸足での坂の走り方に確信ができた。
- 牛奥トンネルの長い下り坂を長く深い鼻呼吸で自然に疾走し続けたら息苦しくなってくる限界が見えた。これをどう克服するか思案中。地元に長い下り坂がないので。
トレーニング 第5回甲州フルーツマラソン2014、走行時間01:44:08、合計時間01:44:08、総距離20.27km、気分 最高、平均ペース05:08/km、平均スピード11.68km / 時 、総消費カロリー1226、平均ケイデンス94、TotalSteps19692、平均ストライド幅1.03m、上り331m、下り-306m、体重54.30kg、シューズ Barefoot、2624km、天気10℃、5km / 時 南南東、75%。
第5回甲州フルーツマラソン フルーツラインコースを裸足で完走後の足の裏（2014年10月21日追記）
第5回甲州フルールマラソンのフルーツラインコース（ハーフ）完走後、風呂に入って洗った後の足の裏の状態を写真で撮った。
元の写真はかなり暗くかったので、Photoshopで少し明るくした。また、左右で足のサイズが大きく違うのは、撮影者が右斜め上方から撮ったため。
ずっと裸足で走ってケアもしてないので、少々汚いのはご勘弁を。
今回のハーフ完走では、肉刺も血豆もできていない。わずか数キロ走っただけで皮が剥けたり、肉刺ができてしまう裸足ランナーとは何がどう違うか研究していただきたい。
裸足ランニングのマーケティングに踊らされて裸足で走ってみたものの、皮が剥げたり、肉刺ができてしまって裸足でうまく走れないランナーみなさんに、私自身の裸足ランニングの体験から得た今現在の“等身大の裸足ランニング”からなんらかの形で救済策を提供しようと考えています。
第5回甲州フルールマラソンのフルーツラインコース（ハーフ）完走後の足の裏の状態