第26回かすみがうらマラソン大会を最大エアロビック心拍数の組み合わせで裸足ランニング。
目標
第26回かすみがうらマラソン大会完走。
服装・装備
トップス……パタゴニア メンズ・フォアランナー・スリーブレス Peppergrass Green ( PSS ) XS。バックパックにモンベル EXライトウインドジャケット Men's ホワイト Mサイズ、モンベル EXライトウインドベスト Men's ホワイト Mサイズを入れたが結局使わなかった。
ボトムズ……ミレー ドライナミック メッシュ ボクサー サイズS/M カラー ブラック。ユニクロ ポケッタブルショートパンツ+ ブルー。
鳩尾……ガーミン ハートレートセンサーHRM-Run。
左手首……GARMIN(ガーミン) ForeAthlete® 920XTJ White / Red。
右手首……ダイソー リストバンド。
足……裸足。
装備……500mlソフトフラスクに入れた水。グリコ ワンセコンドCCDグレープフルーツ味1本。グリコ ワンセコンドCCDライチ味1本。エスビー梅肉(チューブ)
バックパック……SALOMON S-LAB SENSE SET(S-LAB センス セット)。1リットル。
コース
第26回かすみがうらマラソン大会フルマラソンコース。
第26回かすみがうらマラソン大会を最大エアロビック心拍数で裸足ランニング
第26回かすみがうらマラソン大会では趣向を変えて、マフェトン理論の最大エアロビック心拍数を組み合わせてマラソン大会を裸足ランニング。
算出方法は省略して私の最大エアロビック心拍数134、148、154の組み合わせで走った。
パート1.最大エアロビック心拍数134
曇りだが穏やかなスタート。
第26回かすみがうらマラソン大会のコース。22kmまでは上り下りの坂が多い。
去年、前半上り下りの坂が連続した第1回さいたま国際マラソン。ペースコントロールが下手だったせいかその坂で15kmで脚がなくなり始めた。同じ轍を踏まないために今回のかすみがうらマラソン大会ではこれまでのマラソン大会より低い最大エアロビック心拍数133で22km走ってみることにした。
ガーミン920XTJの画面をちらちら見ながら実際に走ってみると、心拍数134以上になったこともしばしば。上りから平坦、上りから下り、平坦から下り、それらの逆等々で心拍数が上がったり下がったりする割合が違うから。
心拍数が134以上を表示したら即ペースダウンしてランニングかウォーキングに移行した。心拍数が12xまで落ちたらまたランニング再開。
これの繰り返し。ガーミン920XTJの画面で見たリアルタイムのペースは7'20" / kmくらい。下りだとキロ7分以下とか。
Dブロックで走り出したが、後ろのブロックのランナーにどんどん抜かれた。5時間のペーサーにも抜かれた。
遅く走って良かったのは、後ろのブロックから走ってきたSNSで馴染みのサンダルランナーや裸足ランナーたちから声を掛けてくれたこと。ただ、その後を追いそうになって心拍数を抑えるのに苦労した。
周りのペースに巻き込まれない良いトレーニングになった。
それと「心拍数をどこから上げようか?」と思っただけで体が反応して(勝手にペースアップして)心拍数が上がった。これもよい勉強になった。
パート2.最大エアロビック心拍数148
かすみがうらマラソン大会には17kmに2時間15分の関門がある。920XTJを見ると間に合いそうだが……と思ってたら15.5kmくらいからパラパラ雨が降ってきた。
それでなんとなくやばいと思ってそこら辺から最大エアロビック心拍数148でペースアップした。だいたいキロ6分前後ペース。
17kmを過ぎてもっと速く走りたい気持ちを抑えて走った。
断続的だが、だんだん激しい雨になってきた。
パート3.最大エアロビック心拍数154
22kmを過ぎるとほぼ平坦な道になる。ここで最大エアロビック心拍数148〜154で走り出した。
道幅が狭い部分もあって抜きにくかった。
今までのマラソン大会の経験だと25km、30km、35kmでだんだん脚に力がなくなっていった。
そんな不安を抱えながら最大エアロビック心拍数148〜154で走り続ける。
断続的に豪雨と強風が襲ってくる。立ち止まってウィンドブレーカーやポンチョを着るランナーたちがいた。
コースを進むほど歩くランナーも散見されるようになってきた。老若問わず、脚を痛めて休んだり、ストレッチしたり、仲間の力を借りて回復しようとしているランナーも増えた。
かすみがうらマラソン大会で自分はどこまで脚が終わらずに走れるだろう?
最大エアロビック心拍数148〜154で走ってどんどん抜いていく快感。去年までだとだんだん抜かれていって、30〜35kmで脚がほぼ止まってさらに抜かれて……という悔しい経験をしていた。
今日は逆転。後半にランナーを抜く経験を楽しいと思ったこと自体にびっくり。最初に私を抜いていった裸足ランナーたちの何人かも抜いていった。
ますます強まる風雨。涼しくなって自分には恵みの雨になったようだ。喉も乾かず、お腹も空かない。エイドの水やスポーツドリンクを一切取らない。自分で用意した500mlのソフトフラスクの水を時折吸うだけだった。グリコのワンセコンドCCDグレープフルーツ味の補給も30kmくらいからだったか。お腹は減ってなかったが、足首が痛くなってきた体に糖質をサービスしてご機嫌取りをした。3回くらいに分けて、最後は38kmくらいかな、摂取。
足首が痛いだけで35km過ぎても脚が止まる気配さえしない。
36kmか37kmくらいだったか、追い風で自然に楽に前進する経験ができた。その後はしばらく向かい風。向かい風に抵抗、対抗しようとすると余計大変なので、こういう時は風が体の中を通り抜けていくとイメージすると体が楽になる。もちろんペースは遅くなるけど、体が楽になることが重要。
パート4.最大エアロビック心拍数超え裸足ランニング
38km過ぎても、40kmになっても足首が痛い以外は脚が止まる気配がないから最大エアロビック心拍数148〜154で走り続けた。
40kmになったら今度は晴れてきて左前から激しい向かい風が吹き続ける。今まで雨で洗われて、今度は乾燥機に入れられた感じ。これはこれでウェアが乾いてありがたかった。
追い風がこなくなった最後の1kmで加速して最後の最後でダッシュして完走。
パート5.かすみがうらマラソン大会の結果はどうだった?
完走証に記された記録はグロスタイム4時間32分28秒、ネットタイム 4時間26分22秒。
途中で脚が止まって歩いたり脱水でかなり危険な思いをした去年の湘南国際マラソンの記録がグロスタイム4時間10分45秒、ネットタイム4時間09分11秒だった。
今回のかすみがうらマラソン大会では15.5kmまで徹底的に抑えてネガティブスプリットで苦しむことなく42.195kmを走り通せたタイムだからそんなに悪くないと思う。
今後、研究をしてみたいテーマになった。
トレーニング効果3.9。坂の連続や長時間の裸足ランニングで結果的に負荷が高くなったからだろう。
VO2 Max58。今後は坂道ランニングで負荷を高めて60を目指すか。
リカバリータイム49時間。
予想タイム ハーフマラソン1:18:04、フルマラソン2:43:12。
距離42.51 km、カロリー1,679 C、平均心拍数143 bpm、最大心拍数170 bpm、トレーニング効果 3.9、時間4:26:31、移動時間4:25:49、経過時間4:26:36、平均ペース6:16 分/km、平均移動ペース6:15 分/km、最高ペース4:33 分/km、高度上昇274 m、高度下降224 m、最低高度-9 m、最高高度74 m、平均ケイデンス 180 spm、最大ケイデンス201 spm、平均歩幅 0.89 m、平均上下動比 8.3 %、平均上下動 7.5 cm、平均GCTバランス 49.9% 左/50.1% 右、平均接地時間 249 ms、気温18.9度、体感18.9度、26 kph 南の風、湿度60%。
番外編1.食事編
今回は数週間前から糖質制限食を継続している。糖質制限食でおなじみの江部康二医師がいうところの「スーパー糖質制限」に近い。甘味といえばローソンのブランのチョコロールだけ。1個で糖質13.9g、食物繊維8g、たんぱく質9.2g摂れる。
だから今日のランニング後に2個と豆乳200ml1本。たんぱく質を摂ると同時に糖質も同時に摂った方が良いとされてるから一石二鳥。
話が逆になるが今朝の食事は若鶏胸肉180gと豆乳200ml1本だけ。カーボローディングは意識してない。
今後も積極的に糖質制限食を続けていくつもり。
番外編1.人物編
その1。裸足ランニングに挑戦してみたが止めたというランナーがいた。
一人は1kmくらい走ったら擦れて(多分、血が出たのだろう)止めたという。いかにシューズで走ると力を込めて地面を蹴ってるか分かる事例。
もう一人は私の後方で3名くらいで走っていたグループのコーチのようなランナー。裸足ランニングに挑戦したが……ダメだったという声が聞こえた。何が悪かったのか不明だがもったいない事をしたと思う。
その2。乾燥してバッグを受け取ってルナサンダルを履いて帰路土浦駅に向かう途中。後ろから「今日はワラーチ履いて走ったんですか?」と声がしたので振り返ったら高岡尚司さんだったから驚いた。気さくな方だなと思ったと同時に、足を見たらいかにも血行が良さそうな足をしていて惚れ惚れした。