高尾〜陣馬山縦走コース往復裸足トレイルランニング。真夏の2016年8月13日(土)。
パタゴニアのメンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツ試走第2弾。パタゴニア メンズ・ ストライダー・プロ・ショーツ 5IN(股下13cm)#24631 Monarch Orange MNRO Sサイズ、サロモン ソフトリザーバー1.5L試走。
目標
『高尾山・景信山。陣馬山登山詳細図 全82コース』を見ながら少しゆっくり走って裸足で走りやすい道を探ったり道を覚える。
重層的に張り巡らされてる木の根の攻略法を探る。
パタゴニアのメンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツ、パタゴニア メンズ・ ストライダー・プロ・ショーツ 5IN(股下13cm)#24631 Monarch Orange MNRO Sサイズ、サロモン ソフトリザーバー1.5L試走。
服装・装備
トップス……パタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツ #45651 Underwater Blue UWTB。
ボトムズ……パタゴニア メンズ・ ストライダー・プロ・ショーツ 5IN(股下13cm)#24631 Monarch Orange MNRO Sサイズ。
右手首……ダイソー リストバンド。
足……裸足。
頭……パタゴニア ダックビル・キャップ Underwater Blue UWTB #28816 Patagonia Duckbill Cap。
バックパック……サロモン S-LAB アドバンスド スキン 12セット。
補給……アーモンド30g。ビーフジャーキー31g2本。豆乳200ml×2本。緊急用にグリコ パワープロダクション ワンセコンドCCD クリアレモン×2本。
給水……サロモン ソフト リザーバー 1.5L。
その他装備……パックタオルS、ファーストエイドキット、財布、ゴミ袋等。モンベル EXライトウインドジャケット Men's ホワイト Mサイズ。
コース
稲荷山コース〜高尾山〜陣馬山縦走コース往復。
天気予報
曇り。天気予報だと午後から晴れてくるようだ。気温も午後からぐんと上がる。
服装について
トップスはパタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツだけ。
寒くなってきたらモンベル EXライトウインドジャケット Men's ホワイト Mサイズを着用する。
天気予報で雨が降りそうだったらモンベル バーサライトジャケットを装備していた。
ボトムスはパタゴニア ストライダープロショーツ5"。インナー付きで軽い。
パタゴニアを選択した理由は普段のランニング時の防臭効果抜群だから。
給水と補給
今回はサロモン ソフトリザーバー1.5Lを採用。実は今回がハイドレーションデビュー。真夏のトレイルランニングだからソフトフラスク500ml×2本では間に合わないだろうから。
給食はビーフジャーキー31gとアーモンド素煎り30g。
緊急時の糖質補給にグリコ パワープロダクション ワンセコンドCCD クリアレモン×2本。
高尾山稲荷山コース入口到着まで
起床時体重55kg。体脂肪率5.5%。
昨夜と今朝、体内水分調整でツムラ 五苓散料を服用。
朝食。豆乳200ml。木綿豆腐1丁300g、バリ辛カレールー1片、難消化性デキストリン3gに水を入れて電子レンジで温めて食べた。
車中でガーミン ハートレートセンサーHRM-Runを忘れた事に気づいてちょっとがっかり。心拍数やリカバリータイムが不明になるのは痛い。逆に考えたら心拍数の縛りがなくなったから自分が快適なペースで楽しむ。
稲荷山コース〜高尾山〜陣馬山までの往路
高尾山口駅を降りて必要なものだけ取り出して、ルナサンダル他いらない物を300円のコインロッカーへ入れた。
裸足で稲荷山コース入口へ向かう。午前中8時30分ということもあるだろうが、ケーブルカー清滝駅前は空いていた。
稲荷山コース入口から出発。
少ない人だからすいすい進める。
今回の目的1は『高尾山・景信山。陣馬山登山詳細図 全82コース』を見ながら少しゆっくり走って裸足で走りやすい道を探ったり道を覚える。
目的2は重層的に張り巡らされてる木の根の攻略法を探る。
稲荷山コースでは東屋を迂回して前進。
そのまま山頂の後ろに出てガスっていて富士山が見えなかったのでそのまま高尾〜陣場縦走コースへ進む。
だいたい休憩所をスルーできる巻き道があればそちらを選択。最初は北側(右)の道を進んだ。
巻き道は整備されてないし、狭いし、木の根や小石が多かったり険しい場合もあるけれど、かなり段差がある階段で脚が早く終わるよりまし。
雨が降った後らしくて濡れた粘土質の路面に注意しながら進む。
登山者やトレイルランナーに道を聞きながらどんどん進んで城山茶屋、景信茶屋を抜けた。茶屋もお客が少ない。
景信茶屋先にある下り坂が滑っていて滑りそうになったが茎に捕まって難を逃れた。
明王峠の先にある巻き道で2回転倒(後述)したが大事に至らず。右肘擦り剥き、両膝泥んこ。
陣馬山へ向けてガンガン進む。
途中、トレイルランナーを抜いて陣馬山頂上に到着。ガーミン920XTJのトレーニング停止。往路の記録終了。
午前8時30分過ぎに稲荷山コースから入って2時間48分23秒で陣馬山到着。
陣馬山山頂にて
トイレに水道がないかなとみ 見たけれど水道なし。
そこであまりやっちゃいけないが、ハイドレーションの水で右肘の乾いた砂を泥を洗い流した。
次回から飲み水とは別に洗浄用の水を入れたソフトフラスクを用意しよう。
それから水に流せるシート数枚を使って右肘、両膝の汚れを落として傷の具合を見た。
両膝無事。右肘だけ擦り傷。昔なら水道水で洗って風で乾かすレベル。
ゴールデンウィークの時のような強風もなく、お盆で客足も少なく、落ち着いた雰囲気の中で雄大な景色を眺めながら休憩。
ビーフジャーキーを摘む。豆乳と水を飲む。
写真を撮ってもらい復路へ出発。
稲荷山コース入口までの復路
転倒して痛めた右足甲。左アーチにも違和感があった。往路よりゆっくり進む。
見る景色が往路と逆になって、往路の時に進んできた巻き道があまりわからない。
最後は城山からもみじ台まで? 段差のある階段や長い砂利道を延々戻ることになった。ここがっっこう脚に堪えた。
陣馬山出発から2時間54分30秒で稲荷山コース入口到着。15時前に着いた。
豆乳、グリコ パワープロダクション ワンセコンドCCD クリアレモン2本を飲んで一安心。
今回もゴールデンウィークほどではなかったが、老若男女たくさんの登山者やトレイルランナーから声をかけられた。
印象に残った方。
往路で稲荷山コースで出会ったお爺さん。「前に裸足で4つんばいで這って登って行った人を見たことがある」そう。4つんばいで走る競技者のトレーニングだったのかも。
復路では稲荷山コース途中出会った若い女性。興奮気味で「裸足で走っている人、初めて見ました〜」。
コインロッカーに預けた荷物と鞄を取り、バックパックを鞄に入れて、ルナサンダルを履いて高尾山口駅前の水道で足を洗う。それから京王高尾山温泉へ向かった。
次から今回の気づきやレビューを書いて最後に裸足トレイルランニング後に続く。
木の根を通り抜ける方法でアハ体験
前回の裸足トレイルランニングでは重層的な木の根に何度も、10回以上? 左趾をぶつけて散々だった。幸い紫色にはならなかったから骨折は免れたようだ。
さて今回。稲荷山コースを走ってたら「木の根が凹んでる所を通ればいい」とインスピレーションが湧いた。小幅のストライドで慎重にその通りやったら概ねうまくいった。
『BORN TO RUN』ではないが、2歩行けそうな所は3歩で行け、を地で行った感じ。
ただ、気を抜いて危ない体験もした。
木の根が凹んでいる場所を前足で通過しても、斜め前に後ろ足を持って行こうとしたら後ろ足を木の根で擦って趾(左足第4趾)を痛めた。致命的でなかったのが幸い。前足も後ろ足も木の根の凹んだ部分をまっすぐ抜くとよいと覚えた。
明王峠の巻き道で地図を見ながら小走りに走ろうとしたら右足甲が木の根に当たって漫画のように前に転倒。グローブした手を地面について奇跡的に右肘だけ少し擦っただけで助かった。両膝は泥がついただけ。ウェアは上下とも綺麗なまま。
その後、少し進んで今度は滑りやすくなってた路面に足を掬われ右足の甲が木の根に当たって同じように転倒。これも大事に至らず。
右足の甲が腫れてくるのか、気にしながら陣馬山へ向かったが浮腫まなかった。トレイルが自然のアイシングにもなってくれていたのだろう。助かった。
これ全部往路。復路でも何度か木の根で足をぶつけたが、前回より格段に少ない回数だった。
教訓2つ。「地図を見る時は立ち止まって見よう」。「木の根が凹んだ場所を見つけてまっすぐ抜けよう」。たまの裸足トレイルランニングなのでついついロードと勘違いして気を抜いて足を動かしてしまうとトレイル特有の状況に足を痛めてしまう。
サロモン ソフトリザーバー1.5Lのレビュー
今回はということもあり、ソフトフラスク2本では間に合わないと思ってサロモン ソフトリザーバー1.5Lを装備。
保護袋に入れるのはよい。チューブの取り回しが少し面倒。口周りを触っている時に押してしまって水が出てしまうことがある。口周りの扱いに気をつけたい。
サロモン S-LAB アドバンスド スキン 12セットの両肩にあるストラップをかなり締めたけれど走っている時にけっこう揺れた。この辺はもう少し研究が必要。
給水はスムーズ。チューブが長い気もするけど、フロントポケットに入れたソフトフラスクから飲むよりかなり楽。ソフトフラスクの口に口を近づける時に首が攣りそうになる時があるから。ソフトリザーバーだと走りながらチューブを口に近づけるから水を飲むのが楽。今回走りながらちびりちびり飲めたし、トレイルランニング後も鞄の中に入れたままチューブから水を飲めてよかった。
パタゴニア メンズ・フォアランナー・スリーブレスではなくパタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツを選択した理由
初めての真夏のトレイルランニング。
高い気温で行動すればどんどん汗が出る。ウェアがどんどん汗を吸ってぐっしょり。高尾山〜陣馬山縦走ルートは日陰が多い。遅いペースで走る、歩く、立ち止まっている時に冷風や強風が吹いてきて汗冷え。というパターンを避けたい。
事前に普段の舗装路の裸足ランニングでパタゴニア メンズ・フォアランナー・スリーブレスとメンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツで走ってみた。
ロング走をするとパタゴニア メンズ・フォアランナー・スリーブレスとメンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツ共に汗を吸う。その後帰宅までウォーキング。その時感じたこと。汗を吸った場合キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツの方が軽く感じた。フォアランナー・スリーブレスの方が肌に纏わりつかなかった。
つまり一長一短。
そこでパタゴニアのウェブサイトでスペック比較。
フォアランナー・スリーブレス。73g。UPF(紫外線防止指数)15。ポリジン永続的防臭加工済み。
キャプリーン・ライトウェイトTシャツ。76g。UPF(紫外線防止指数)35。ポリジン永続的防臭加工済み。
袖がない分フォアランナー・スリーブレスの方が若干軽い重量。
UPFは断然キャプリーン・ライトウェイトTシャツの方が高性能。
そこで今回の真夏の高尾山〜陣馬山縦走ルート往復裸足トレイルランニングはUPFが高性能なキャプリーン・ライトウェイトTシャツに決定。
肌寒さを感じたらモンベル EXライトウインドジャケット Men's ホワイト Mサイズを着る。
結果として陣馬山休憩中に短時間涼しい風が吹いてきた時以外は汗冷えを感じなかった。EXライトウインドジャケットを着用する場面もなかった。
長袖、タイツの登山者やトレイルランナーもいたから、トップスをメンズ・キャプリーン・ライトウェイト・クルー、ボトムスをパタゴニア メンズ・ ストライダー・プロ・ショーツ 5IN(股下13cm)+メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・ボトムでもよかったかもしれない。
※本項2016年8月15日追加。
パタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツとメンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 5"(股下13cm)のレビュー
防臭加工を施してあるパタゴニアのウェアを気に入っている。
汗の匂いをまったく気にしなくていいから家を出てから高尾〜陣馬山往復して京王高尾山温泉 極楽湯に入って風呂上がりに乾いたウェアをそのまま着て帰宅した。着替えがいらない。その分、軽い荷物で済む。
パタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツ #45651 Underwater Blue UWTB サイズXSは事前にロードで走った感じでは真夏のこの時期だと汗をけっこう吸ってウォーキングになると汗冷えしようという印象だった。
今回はパタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・Tシャツの上にサロモン S-LAB アドバンスド スキン 12セットを着た。かなり汗をかいたが、歩いている時にキャプリーン・ライトウェイト・Tシャツに直接風が当たらなかったせいか汗冷えを感じなかった。
パタゴニア メンズ・ ストライダー・プロ・ショーツ 5IN(股下13cm)#24631 Monarch Orange MNRO Sサイズは4つのポケットよりも防臭加工インナー付きというところがよい。しかも使用者を気遣う黒色。
履いてみた第一印象は「軽い」、「蒸れない」。走ってみて「脚を動かしやすい」。封筒型ポケットに給食やゴミ袋等を入れた。入れた物が飛び出てくることもなかった。出し入れしやすくてよい。
真夏の高尾〜陣馬山縦走コース往復裸足トレイルランニングを終えて
真夏の高尾〜陣馬山縦走コース往復裸足トレイルランニングを終えて京王高尾山温泉 極楽湯へ。
今回、往路と陣馬山山頂と2度会ったトレイルランナーと3度めの再会。
脱衣所で裸になって体重計に乗ったら53.5kg。
温泉に入ったら左足が攣ったのはご愛嬌。走っている時はなんともなかったのに。
温泉から出て1階の食堂で親子丼。
家に帰ってから治打撲一方を服用。数日〜1週間ほど服用予定。