裸足ランニング・ベアフットランニングの実践記録

裸足ランニング

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)試着

スイス・ベアフット・カンパニー FYF™試走記

投稿日:2016年1月21日 更新日:

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス)試走記録。

ソックスランナーとしての軌跡

私は裸足ランナーであり、ソックスランナーでもある。

その理由。

『ベアフットランニング ステップバイステップ』(ベアフット・ケン・ボブ・サクストン、スタジオタッククリエイティブ、2012年)の「自分でミニマリズムを!」(164、166p)や「普通の昔からあるソックスが助けてくれました」(167p)にもソックスでランニングする事例がある。また、「シューズの怪我防止効果の表」(156p)ではベストが裸足、次に医療用スリッパ(シューズなしで)、そして薄い靴下、分厚い靴下となっていく。ワーストはアーミーブーツ。

裸足ランナーが次善に探求すべきは和製ワラーチやサンダルではなく、裸足の感覚により近いソックスランニングになる。

私自身も裸足で走りなれると、なるべく裸足に近い感覚を維持したい欲求に駆られる。

また、冬でもなんとか裸足にいちばん近い感覚で走りたいという一途な思いもある。

そこでソックスランナーになって、いろいろ試した。

ダイソーの5本指や足袋型クールマックス。

ソックス重ね履き。

液体ゴム プラスティディップをソールに塗ったユニクロの5本指ソックス(プラスティディップ・ソックス)。

結果。どれも一長一短。

普通のソックス。路面にソールの繊維が引っかかってだんだん脱げてくる事があった。また最長フルマラソン程度の距離で穴が空いた。その度に買いましでコストがかかる。その代わり気楽に履ける。

プラスティディップ・ソックス。一足ずつ手作りで手間がかかる。液体ゴムには乾くまで毒性があると明記されてるから履きながらゴムを塗りたくない。そこで自分の足型をなぞって切った型紙をソックスに入れて塗った。手間をかけただけあって、薄い割に路面の冷えから足の裏が守られた。

ソックス重ね履き。一足履き同様コストがかかる。ただ足の保温では一足よりましになる。

上記のようにいろいろ試した。そもそも5本指ソックスだと趾の表面積があるため趾が冷え安い。痺れたり、感覚がなくなったり、霜焼けになったりもした。

それでその次の冬季はモンベル WIC.トレッキングストリームソックス Mサイズとアトム ナイロン田植タビ(薄底)#330 Lサイズ(25〜25.5cm)。趾だけはどうしても冷えた。田植えタビがゴム製で湿気が溜まるからだろう。

今冬はモンベル WIC.トレッキングストリームソックス Mサイズ+ZEMgear O2で快適。趾も温かかった。これが明け方のいちばん冷え込む時間帯に裸足に近くランニングする1つの回答になった。

裸足ランナーにとってのっぴきならない状況でどうしても履かなければならないサンダルを含むシューズは脇役。余計な手間をかけないほうがよい。サンダル系はストラップにまつわる手間や趾の股の痛みや出血等の怪我があるから面倒。

ZEMgear O2はストラップがなくて簡単に脱着できる。薄いソール、ゼロドロップな点もよい。

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)購入顛末記

今冬が始まる以前。2015年夏にSwiss Barefoot Company FYF™(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™)の記事を読んで一目惚れ。

最初に読んだのが「人類を靴から解放する超シンプル&ハイテクなダイニーマ製地下足袋、FYF – geared」。

次に読んだのが「超タフな5本指ソックス『FYF』があれば靴を履く必要なし - 週刊アスキー

両方ともyoutube動画と資料からの書き起こし。キックスターターで資金を募っているとのことだった。

" FYF " とは「Free Your Feet」。足を怪我するリスクを少なくしながら履き物から解き放って、足本来の自由と力を解放してくれる靴下。

前掲週刊アスキーの記事によると「鉄の15倍、アラミド繊維より40%高い強度をうたうポリエチレン繊維『Dyneema』を46.5%配合。底面にはグリップおよび衝撃吸収用のドットが施されています。耐水ポーチに」入っているという。

もうこれだけでスイス・ベアフット・カンパニー FYF™に惚れた。スイス・ベアフット・カンパニー FYF™で走りたい。

しかしキックスターターで一般から資金を募っている場合、商品を手にできないこともありうる。そこでしばらく様子見。

2015年9月になってふとスイス・ベアフット・カンパニーのウェブサイトを見たらFYF™のクラシック・スイスとローカットの両方とも予約できるようになっていた。

そこで2015年9月16日にクラシック・スイス Mサイズを注文。税金と配送料込み80ドル。

注文完了メールが着たものの……待てど暮らせどスイス・ベアフット・カンパニー FYF™が届かない。

そうして冬がやって来た。裸足で走れない気温になってきたから仕方なく下駄箱にしまっていあったZEMgear O2とモンベル WIC.トレッキングストリームソックス Mサイズで走った。

2016年1月10日にスイス・ベアフット・カンパニーから実行メールが着て、12日には荷物のトラッキングURL入りのメールが着た。

そして1月19日、家に帰ると郵便局から不在票が入っていた。20日に郵便局に受け取りに行ってやっとスイス・ベアフット・カンパニー FYF™クラシック・スイス Mサイズを入手できた。

開封から試着

1月20日。さっそく開封。表(右)、裏(左)のようになっていた。

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)表(左)と裏(右)

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)表(右)と裏(左)

触った感じ。そこそこ厚みがあるソックス。上面は普通の靴下。ソールは「グリップおよび衝撃吸収用のドットが施されて」いるというより全体的にごわごわしている。布に何かを塗布した感じがなくはない。

スイス・ベアフット・カンパニーのサイズ表だとMサイズは「best fit: 23 - 25 cm  foot length. the sole area of 21 cm stretches max. to 27 cm」となっている。上記の写真の状態を見た時、Mサイズで注文したが自分の足のサイズより大きいのでは? と勘ぐった。

試着。そしたらちょうどよくてホッと胸をなでおろした。

そして1月21日の今日、Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)を履いて試走した。

目標

気持ちよいペースでランニング30分。

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)試走。

服装・装備

トップス……ミレー ドライナミックメッシュNSクルー サイズ:S/M カラー:ライトグレー。パタゴニア メンズ・キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック・フーディ サイズ XS カラー Smolder Blue - Electron Blue X-Dye ( SEBX ) 。モンベル EXライトウインドジャケット Men's ホワイト Mサイズ。

ボトムズ……ユニクロ MEN ウォームイージーストレッチパンツ(ジョガー) Mサイズ ネイビー。

鳩尾……心拍センサー ガーミンHRM-Run。

左手首……GARMIN(ガーミン) ForeAthlete® 920XTJ White / Red。

右手首……ダイソーリストバンド。

両手……モンベル ウィンドストッパーミトン。

足……Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)。

ヘッドランプ……Whole Earth LEDヘッドライト アコンカグア 161ルーメン IPX6 ブラックアース。

コース

1周約2kmの舗装路周回。

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)試走

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)試着

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)試着

今朝の気温。iPhone 6s Plusの天気予報アプリによる現在時刻の気温がマイナス1度。

スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズを履いて外出。

外出して冷たい空気だったから、GARMIN ForeAthlete® 920XTJのアラートのペース上下設定をオフにしてさっさと走り出した。

路面の冷えの遮断はプラスティディップソックスの方がよい。

スイス・ベアフット・カンパニー FYF™は防寒仕様ではないから趾が冷えて痛くなり、痺れてくる。但しこれは5本指ソックスならいずれも似たり寄ったりだ。

心の中で(これだよ、これ)と思いながら走る。

6'00"〜4'30" / kmペース前後で速く走ったり遅く走ったりして40分ほどランニングした。

Swiss Barefoot Company FYF™ Classic Swiss M size(スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイス Mサイズ)のよさは裸足で走っている感覚に近いこと。

普通のソックスだと路面に繊維が引っかかって脱げていく。スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイスは「底面にはグリップおよび衝撃吸収用のドット」(前掲週刊アスキー記事)があるおかげで繊維が引っかかることもなく、どのペースでも走りきれた。

極めつけはスイス・ベアフット・カンパニー FYF™を脱いで足の裏を見たらきれいなままだった。当然、スイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイスに穴は開かなかった。

2016年は裸足ランニングだけでなく、ソックスランニングも満喫したい。

今後の課題は保温。アイデアが浮かんだので試してみたい。

用途としては春から秋にかけてのトレイルランニングによさそう。私なら裸足トレイルランニングの緊急時にスイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイスを履いて走ってみたい。

暖かい季節になってきたらスイス・ベアフット・カンパニー FYF™ クラシック・スイスでnトレイルランニングを敢行する予定。高尾山〜陣場山間のどこかで往復。2015年より距離を延ばしたい。

リカバリータイム41時間。

VO2max56。

予想タイム ハーフマラソン1:24:34、フルマラソン2:56:32。

距離8.12km、カロリー470C、平均心拍数140bpm、最大心拍数162bpm、トレーニング効果3.5、時間42:38、移動時間42:25、経過時間42:38、平均ペース5:15 / km、平均移動ペース5:13 / km、最高ペース4:23 / km、高度上昇13m、高度下降12m、最低高度59m、最高高度69m、平均ケイデンス189spm、最大ケイデンス199spm、平均歩幅1.01m、平均上下動7.5cm、平均接地時間235ms、体感-3.9度、晴れ、11 kph 西の風 湿度51%。

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